更新日：2025年3月5日

部活動の地域移行とは？

「部活動の地域移行」とは、現在、中学校が主体となって行っているスポーツ、文化活動を、新たに地域が主体となって活動する地域クラブ等に移行することです。

全国的に少子化が進む中、中学生が減少し、これまで学校で行われてきた部活動が、団体種目を中心に今までどおりの活動を継続していくことが難しくなってきています。

今後、子どもたちが将来にわたり、様々なスポーツ、文化活動に親しむために、国のスポーツ庁と文化庁では2022年12月に策定したガイドラインに基づき、その取り組みが行われています。
 

• 部活動改革ポータルサイト（スポーツ庁）
• 文化部活動改革（文化庁）

 

中学校部活動の状況

町内には3つの中学校があり、スポーツの部活動が、8種目16クラブ、文化の部活動が2種目4クラブあります。そのうち、野球部とサッカー部、男子バレーボール部では部員数が少なく、1つの学校でチームを編成できず、町内の中学校または町外の中学校との合同チームで各種大会に参加をしている状況です。 注1：町内の学校と合同チームを作っている種目
注2：町内及び町外のチームと合同チームを作っている種目
 

部活動地域移行に関するアンケートについて

現在の部活動およびスポーツ、文化活動への取り組み状況、また「地域移行」に関してのご意見を伺うため、小学6年生、中学生及びその保護者に対しアンケートを実施しました。
今回、回答いただいた内容やご意見等は今後、部活動推進協議会における協議材料として有効に活用させていただく予定です。

1. 実施期間：令和6年4月8日～4月30日
2. 調査対象：町内の小学6年生、町内の中学生、保護者
3. 回答方法：インターネット上での回答
4. 回答状況：

 

• アンケート回答結果（小学6年生） (pdf 677.5KB)
• アンケート回答結果（中学生） (pdf 1.3MB)
• アンケート回答結果（保護者） (pdf 1.3MB)

 

新ひだか町の取り組み

新ひだか町でも今後、生徒数の減少により、これまでの部活動の形式を維持していくことが困難なことが見込まれることから、国の取り組みに合わせ、令和6年2月に教育委員会、中学校長、中学校部活動顧問、スポーツ団体、文化団体、一般公募の町民を構成員とした「新ひだか町部活動地域移行推進協議会」を設置し、地域移行の在り方や活動に対する支援方法等を協議しています。

令和7年3月までに部活動の地域移行について方針を取りまとめ、この方針に沿って部活動の地域移行に取り組みます。

部活動については、国の方針により地域展開されることとなりますが、現在の中学校の部活動の状況や運営方針等により、当分の間はそのまま継続されます。

なお、町の方針については、近日中にお知らせする予定です。