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ミックファイア号、ジャパンダービー(Jpn1)制覇!

更新日:2023年9月14日

ミックファイア号、ジャパンダートダービー(Jpn1)制覇!

2023年7月12日に大井競馬場で開催されたジャパンダートダービー(Jpn I・ダート2000m)で、高橋ファーム(新ひだか町静内豊畑)のミックファイア号が優勝しました。
関係者の皆さま、おめでとうございます!


<高橋ファーム優勝記念写真(中央が長男の高橋政弘氏)>

2歳デビューからレースの度に圧倒的な強さを見せ、無敗の南関東3冠馬に輝いたミックファイア号。
ジャパンダートダービー当日は長男高橋政弘氏をはじめ、高橋家の兄弟3人が揃いミックファイア号を応援。兄弟全員で競馬場に行くことは、ユウキソルジャーの菊花賞(2012年・3着)以来だったとのこと。
「勝った直後は嬉しさがこみ上げ、兄弟で抱き合いました。暑さによる汗なのか涙なのかわからないくらいにぐちゃぐちゃになっていましたね。」と高橋政弘氏。
表彰式では「よくやった!」と同馬に声をかけたそうです。


<画像提供:高橋ファーム>
 
1コーナーでは3~4頭分外を回ることになり、最終コーナーを回った後も先行馬に離されるレース展開。しかし、残り200m地点で併走していた馬を置き去りにし、そこから先頭を捉え2馬身差でゴールしたミックファイア号。

「今までとは違うレース展開で勝ち切れたので、この馬は本当に強いなと思いました。前半のレース展開を見ても中央勢の底力はすごいなというイメージがあり、これは掲示板も外すのではないかと考えたりもしましたが、そこから巻き返せる地力は相当なものだと感じました。」と高橋政弘氏はレースを振り返ります。

高橋ファームは、1960年頃に生産牧場として開業。育成場を中心に進めてきた時期もあったが、現在は生産・中期育成をメインに行なっている。


<高橋ファームの広大な放牧地で過ごす親仔>

「なかなか結果が出ず、最近になってようやくオープン馬が出るようになってきました。2021年北海道サマーセールに出した時は落札額も上がらなかった馬が、無敗の3冠馬になるとは思ってもみませんでした。多くのファンの方々がミックファイアの起こした数々のドラマに感動してくださったことが、とても嬉しかったです。」と政弘氏の表情から笑顔がこぼれます。

「牧場にいた時はオンとオフがはっきりとしており、馬房内では食べているか寝ているかのどちらかでした。一方で放牧地へ行くと、水飲み場などで他の馬がいてもお構いなしに割り込んだりしていました。セリ会場で比較展示の際は、スイッチが入りテンションが高くなっていたので、絶対に放馬しないようにとても気を使いました。でも、展示が終わり馬房に戻ると普通に過ごしていたんです。」と政弘氏は笑いながら当時を振り返ります。

現在、牧場では半妹(父:スマートファルコン)が順調に育ち、仲間たちと元気に過ごしています。

1番右の馬がミックファイア号の半妹

今後は11月3日(金曜日)大井競馬場で行なわれるJBCクラシックが当面の目標とのこと。

「これから古馬相手のレースでどこまで通用するのか、もう一段階成長してほしいという思いがあります。そして、『ダートと言えば、ミックファイア』と言われるくらいの馬になってくれれば嬉しいです。田舎の小さい牧場から出た馬なので、チャレンジできることはいくらでもあると思っています。まずは健康で無事で走り切ってくれた上で、結果がついてきてくれれば言う事はないです。」

日高の小牧場が灯した南関東最強の炎は、更なる挑戦の舞台へ――。

お問い合わせ

総務部 まちづくり推進課 観光・移住係


電話:0146-49-0294

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