ウシュバテソーロ号、ドバイワールドカップ(G1)制覇!
更新日:2023年4月26日
ウシュバテソーロ号、ドバイワールドカップ(G1)制覇!
2023年3月26日(日本時間深夜)にドバイ・メイダン競馬場で開催されたドバイワールドカップ(G I・ダート2000m)で、千代田牧場(新ひだか町静内田原)生産馬のウシュバテソーロ号が優勝。
関係者の皆さま、おめでとうございます!
<撮影:森内智也>
1着賞金額が世界最高賞金のサウジカップに次ぐ696万米ドルのレースを優勝するという快挙を成し遂げたウシュバテソーロ号。
千代田牧場の飯田貴大専務は、オーナーのご厚意により現地で生産馬を応援されていたとのこと。ゴールした瞬間には、今までに感じたことのないような喜びが爆発し、感情が抑えきれなかったそう。
「最近のウシュバテソーロのレースの様子や馬の状態から、今回の2000mの距離も向くと思っていましたので、勝てると信じていました。ただ、当日は先行有利のレース展開が多く、同馬が後ろからの競馬でどこまで追い上げられるかがポイントだと考えていました。このような世界の大舞台で勝利することとなり、レース後に“本当によくやったな・・・・・・”と馬を称えました。」
<撮影:森内智也>
千代田牧場時代の様子をうかがったところ「当歳の頃は、他馬と比較すると垢抜けている印象がありました。改めて当歳時の画像を見ると、やはりよい馬ですね。」と飯田専務。
<2018年 ウシュバテソーロ当歳時の画像>
「セレクトセールでオーナーにご購買していただいた後は、他場で後期育成を行なっていました。デビューするまで、テンション的に難しいところがあったとの話は聞いています。しかし、多くの方々のおかげで、馬も精神的に成長し立派なダート馬になったのだと思います。ウシュバテソーロが誕生してから今日に至るまでの活躍は、関わっていただいた全ての方の努力の賜物だと思っています。」
今後のウシュバテソーロへの思いをうかがったところ「ここまでの偉業を成し遂げて、これ以上何かを望むということはないのですが・・・・・・。世界から注目される馬となった今、これからもその強さを遺憾なく発揮してほしいです。そして何より、毎レース無事にゴールしてほしいです。」と飯田専務。
<新ひだか町役場静内庁舎前に飾られた優勝看板>
祖母にあたるシジェムーサンを飯田正剛代表がアメリカのセリにて75万ドルで落札し、千代田牧場の牝系に導入し誕生したのが、ウシュバテソーロの母であるミルフィアタッチ。
「将来は種牡馬になって、優れた能力を産駒に繋いでいく馬になればと思っています。千代田牧場の血を後世に繋げていく大きな存在になってくれることを楽しみに待ちながら、今後を見守っていきたいです。」
多くの人々の努力が実り5歳でダート馬として開花したウシュバテソーロの今後の更なる活躍が楽しみです。
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