更新日：2023年9月4日

登録有形文化財とは

　登録有形文化財とは、文化財保護法に基づき、保存及び活用についての措置が特に必要とされる文化財建造物のうち、文部科学大臣が文化財登録原簿に登録したものです。
　この登録制度は、近年の国土開発や都市計画の進展、生活様式の変化等により、社会的評価を受けるまもなく消滅の危機に晒されている多種多様かつ大量の近代等の文化財建造物を後世に幅広く継承していくために作られたものです。

新ひだか町内の登録有形文化財

レースホース牧場（旧大日本軽種馬生産）本厩舎

• 所在地：新ひだか町三石歌笛379番地
• 所有者：個人

　レースホース牧場（旧大日本軽種馬生産）本厩舎は、新ひだか町三石歌笛久遠川沿い最奥に位置する、桁行70メートルに及ぶ長大な2階建て厩舎です。1階は煉瓦造及び木造、2階は木造であり、亜鉛メッキ鋼板葺の三段腰折れ屋根（ギャンブレル・ルーフ）を有しています。1階部分には主に馬房が並び、2階部分は干し草置場のほか、パドックを見渡せる展望室（仮称）が配置されています。
　この建物は、令和5年3月17日に文部科学大臣への答申が行われ、同年8月7日に、文化財登録原簿に登録されました。
  注意事項：この登録有形文化財は、現在も営業している牧場厩舎です。無断での立入、見学は営業の妨げになりますので、お控えください。