新ひだか町博物館DX(デジタルトランスフォーメーション)
更新日:2022年12月22日
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新ひだか町博物館DX(デジタルトランスフォーメーション)
新ひだか町博物館DX(デジタルトランスフォーメーション(1))では、当館が保管する資料や、町内の建造物、動植物などの一部をデジタルデータ化し、インターネット上で公開しています。(1)デジタルトランスフォーメーションとは、「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という仮説である。
はじめに
新ひだか町博物館では、博物館資料の保存、活用と継承のため、博物館資料のデジタル・アーカイブ化に取り組んでいます。この企画展は、写真から生成した3Dモデルの公開を通じて、当館の取り組みを紹介するものです。博物館資料をCGモデルにすると、マウスの操作だけで、様々なアングルから隅々まで見ることができます。ふだんは見られない資料の裏側や内部などを心ゆくまでご覧ください。
新ひだか町博物館長
指定有形文化財の3Dモデル
町内の指定有形文化財のうち、静内御殿山墳墓群出土の遺物の一部と静内中野式土器を、360度回転させて観察することができます。静内御殿山墳墓群出土の遺物
- 種別:北海道指定有形文化財
- 指定年月日:昭和43(1968)年3月29日
- 所在地:新ひだか町静内山手町3丁目1-1(新ひだか町博物館)
- 土偶
- 注口土器
- 香炉形土製品
静内中野式土器
- 種別:有形文化財
- 指定年月日:平成18年(2006年)3月31日
- 所在地:新ひだか町静内山手町3丁目1番1号(新ひだか町博物館)
博物館収蔵資料の3Dモデル
新ひだか町博物館が所蔵する資料の一部を、360度回転させて観察することができます。舌長鐙(北海道静内農業高等学校生と共同制作)
舌長鐙(したながあぶみ)とは、平安時代末期に、武士達が、戦場で鞍立(くらたち:馬上で鐙を踏ん張って立ち上がること)をしながら槍や弓を使用する為に開発された鐙です。鐙を吊り下げたときに前部が傾いてしまうのを防ぐため、随所に金属などの重りを装着して、常に水平になるよう工夫が施されました。
この3Dモデルは、北海道静内農業高等学校のプロジェクト研究「子どもや障がい者に安全なあぶみの製作」において、同校の2年生10名と共同制作したものであり、実物資料は、新ひだか町地域交流センターピュアプラザ2階の町民ギャラリー「うま倶楽部」にて展示しています。
木造(東洋大学 博物館実習生と共同制作)
この木像は、達磨をモチーフにした木像です。片方だけ塗られた目や、張り出した腹部が、達磨の特徴を捉えています。この3Dモデルは、東海大学の博物館実習生と共同制作したものです。
町内石像記念物の3Dモデル
町内に建立されている石像記念物の一部を、360度回転させて観察することができます。地神碑
地神碑(社日碑、シャニッツァン)は、農業の神を祀る信仰碑です。この地神信仰は、明治4年以降に兵庫県淡路島から新ひだか町へ移住した人々によって信仰されました。- 地神碑(個人所蔵)
- 地神碑(本桐第一会館)
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教育委員会教育部 文化振興課 博物館
電話:0146-42-0394