サイト内共通メニューここまで

ここから本文

クインズサターン(ホースカードNo.021)

更新日:2022年5月20日

2021年11月4日、ホッカイドウ競馬の最強古馬決定戦である道営記念を優勝。
8歳という年齢を感じさせない貫禄のある力強い走りで、このレースでは26年ぶりとなる連覇を果たしたクインズサターン。
過去に道営記念を連覇した馬は、クインズサターンを含め5頭。
今年は未だどの馬も成し遂げていない3連覇に王手がかかります。
 


撮影:前田 祥久
 
クインズサターンの故郷は、二十間道路へ向かう上り坂の手前にある佐竹牧場。
先代が昭和13年より牛や稲作農業を始め、昭和38年よりサラブレッドの生産に移行。
放牧地は道路沿いにあるので、集放牧の際は馬と一緒に道路を横断します。
その集放牧の光景は、馬産地日高ならでは。
 

牧場作業を行なうのは、社長の佐竹学さんをはじめ息子の宏太さんと他従業員1名とパートタイム数名。
現在、分場を含め繁殖牝馬28頭と1歳馬17頭を繁用しています。
新ひだか町内には約200戸近く生産牧場がありますが、家族で牧場を営むところが数多くあります。
 
クインズサターンの母であるケイアイベローナが、先代オーナーとの縁により当場に移動してきたのは約10年前。
当場に移動後、パイロを種付けし誕生したのがクインズサターンでした。
出産直後に現オーナーが見学に来た際、馬体のバランスの良さに一目惚れしたとのこと。
 
「当歳の時から肝が据わっており、親が馬房内で旋回癖があってもその真ん中でのんびり寝ている馬でした。離乳前までは母馬にべったりな様子だったのですが、離乳した直後からこちらが驚くぐらいあっさりとしていて精神的にとても強い馬でしたね。」と、佐竹学社長は振り返ります。

2015年に中央競馬で新馬戦を勝利で飾り、2019年末まで中央競馬で活躍。
その後、南関東競馬からホッカイドウ競馬へと移籍。
移籍後ホッカイドウ競馬では、9戦中1着が7回と圧倒的な強さを発揮。
 


2020年道営記念ゴールの瞬間

「今年も道営記念を目標に調整していくようです。もし勝つことが出来たら、道営記念3連覇は前代未聞の記録です。今まで9歳馬が勝ったことがないので、もし勝利することが出来たらいくつもの記録を樹立することになりますね。とにかく丈夫なのが取り柄の馬なので、元気に走り続けてほしいです。」
 

 
ケイアイベローナは現在19歳、今年も無事にナダルの仔を4月3日に出産。
「うちの牧場に来てから、今まで元気な仔を8頭も産んでくれました。産駒は息長くレースを走り続けている馬が多いです。もう高齢なので産んでもあと数頭ですが、母馬と誕生する一頭一頭が共に元気でいられるようにケアしていきたいです。そして、繁殖の仕事を終えたら最後まで牧場でのんびり過ごしてほしいですね。」
 
取材中に社長が何度も話していた言葉が、“縁”―。
「牧場の経営は馬の管理は勿論だけど、オーナーをはじめ関係者の方々そして近隣の牧場の方との“ご縁”があってこそ。これからも人との縁に感謝をして続けていきたいですね。」
 


ケイアイベローナとともに 左:佐竹学社長 右:佐竹宏太さん
 
佐竹牧場
新ひだか町静内目名449番地
創業:昭和38年
主な産駒:クインズサターン、ケイアイロベージ、サンマルエンパイア

お問い合わせ

総務部 まちづくり推進課 地域活性化・観光グループ


電話:0146-49-0294

サブメニューここまで

フッターメニューここまで