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史跡シベチャリ川流域チャシ跡群及びアッペツチャシ跡とは

更新日:2022年6月2日

史跡指定の理由

史跡シベチャリ川流域チャシ跡群及びアッペツチャシ跡は、シャクシャインの戦いに関連するもの、あるいは関連すると思われるもので、北海道における中・近世の歴史、アイヌ社会を知る上で重要であることから、平成9(1997)年12月2日に、国の史跡に指定されました。

史跡の概要

史跡は、新ひだか町の区域に属するシベチャリ川流域チャシ跡群(具体的には、シベチャリチャシ跡、ホイナシリチャシ跡、メナチャシ跡、オチリチャシ跡、ルイオピラチャシ跡)と、日高町の区域に属するアッペツチャシ跡からなります。
これらは、シャクシャインの戦いを伝える幕府や松前藩、弘前藩などの記録から、戦いの中心人物であるカモクタインやシャクシャイン、オニビシらの「館」・「居所」・「城」・「ちやうし」・「要害」と、戦いの局面に登場する和人の金掘(かなほり)(この場合は砂金)の「小屋」・「やしき」と考えられています。
なお、シベチャリチャシ跡とホイナシリチャシ跡がシャクシャイン方のもの、メナチャシ跡、オチリチャシ跡、アッペツチャシ跡がオニビシ方のもの、とされています。また、ルイオピラチャシ跡については、戦いとの関連を伝える記録がありませんが、同時代のものと推測されています。

 史跡群の位置 
国土地理院の電子国土基本図(地図情報)を使用

お問い合わせ

教育委員会教育部 文化振興課 博物館・アイヌ政策係


電話:0146-42-0394

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