「特定健診・保健指導の効果的な実施方法に係る実証事業」について
更新日:2024年6月4日
新ひだか町では、厚生労働省が実施する「特定健診・保健指導の効果的な実施方法に係る実証事業」に参加しています
新ひだか町国民健康保険では、全国でも死因の6割を占める高血圧や高脂血症・糖尿病などの生活習慣病の予防と改善に最も効果が期待できる40~74歳の方を対象に特定健診を実施しています。特定健診の結果により、メタボリックシンドロームの予備軍、又は該当となった方は、専門家による特定保健指導を無料で受けることができます。厚生労働省では、令和2年度より 「予防・健康づくりに関する大規模実証事業」(以下、「大規模実証事業」という。)を実施しており、新ひだか町では、大規模実証事業のうち、特定健診・特定保健指導制度の機能強化につながる根拠の創出・蓄積を行うことを目的とした「特定健診・保健指導の効果的な実施方法に係る実証事業」に参加しています。
本実証事業では、特定保健指導の利用や、医療機関の受診を促す通知等をお送りし、利用・受療行動の改善や、健康状態等の改善に対する効果を検証します。事業は、京都大学の倫理委員会の承認を得たのち、研究責任者の管轄のもとに行われます。分析結果は、厚生労働省への報告や専門の学会・学術雑誌へ発表することを予定していますが、研究結果発表の際に、個人に関する情報(氏名など)が外部に公表されることは一切ありません。
もし、本実証事業にご自身の健康・医療情報を使用されることに同意されない方は、下記連絡先にご連絡くだされば、分析の対象から除かせて頂きます。同意されない場合でも、不利益を被ることは一切ありません。
ご不明な点がございましたら、下記連絡先にお問い合わせください。
概要
行動経済学に基づく「ナッジ」を用いた特定保健指導・医療機関受診の勧奨通知や、携帯電話のショートメール(SMS等)を活用した情報提供を行い、受診行動及びその後の健康状態等に与える影響を評価します。事業期間
令和3年11月~令和5年3月ただし、事業の効果を把握するためには、中長期的な経過観察が必要となることから、分析には令和7年度末までのデータを用います
対象となる方
- 令和3年度または令和4年度の特定健診で特定保健指導の対象となった方
- 令和2年度の特定健診で、血糖・血圧・脂質のいずれかが受療勧奨判定値に該当するものの、その後の医療機関受診が確認できない方のうち、心血管病発症リスクが高いと予測された方
検証方法
保健指導の利用状況、医療受診の状況、心血管病のリスク因子の状態を評価します。分析に用いるデータの種類
- 特定健康診査結果・質問票
- レセプトデータ(医療機関が保険者に医療費を請求する際の明細書) 医療情報は個人が分からない形で分析します。
共同研究機関の名称及び研究責任者
京都大学医学研究科 人間健康科学 福間真悟全国土木建築国民健康保険組合
株式会社キャンサースキャン
問い合わせ先
- 研究内容に関する問い合わせ先
福間 真悟
電話番号 075-366-7675
- 介入内容に関する問い合わせ先
米倉 章夫
電話番号 03-6420-3390
- 健康・医療情報の提供辞退に関する問い合わせ先
電話番号 0146-49-0291(直通)
お問い合わせ
保健福祉部 福祉課 国保年金給付係
電話:0146-49-0291