令和2年(2020年)9月 町長のずぼらな日記
更新日:2021年12月2日
町長のずぼらな日記(19)

こんにちは。町長の大野克之です。
すごいニュースが飛び込んできましたね。
先月開催された北海道市場「2020サマーセール」において、静内農業高等学校の生産馬が高額で取引されました。
当日の競りを生で見ることはできませんでしたが、後日、映像をチェックしてみるときれいに手入れされ、競り上がる時間が長いのに馬を行儀良く立たせていました。大したもんだと思いましたね。
快挙ともいえるこの出来事で直接お世話をしている生徒たちはもちろん、学校全体が歓喜に包まれたことでしょう。
軽種馬が競走馬としてデビューするまでには、長い時間があります。高校生活3年間を大まかに言うと、1年生の春に交配し、2年生の春に仔馬が産まれ、3年生の夏に競りにかけます。その後、競馬場のトレーニング施設などで、競走馬として出走するためのトレーニングを重ね、生徒たちが卒業した春からデビューすることになります。
生徒たちは卒業し、それぞれ違う道に進むわけですが、生産した仔馬も同じ時期に競走馬として新たな人生を歩むことになります。生徒たちは、どこに住んでいようが、何をしていようが手塩にかけた生産馬の活躍を気に掛けることでしょう。私も、来年、無事にデビューしてくれることを願っています。
実は、町として、日々頑張ってきた生徒たちに何かできないかと考えています。あまり遅くならないうちに気持ちを届けに伺いたいと思います。


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